大和言葉「寿ぐ」

こんにちは、湯布院のことぶき別荘村、寿管理株式会社の田内です。

今日は「ことぶき」の由来です。

上の読み方「寿ぐ=ことほぐ」ですね。

ことぶき別荘村を作った私の祖父は、岩崎勝と言います。

私が3歳の頃に亡くなってしまいましたが、今でもうっすら覚えています。

どんなものにも意味をつける方だったようで、

母からはいろんな事の理由を小さい頃から聞かされていました。

例えば、今は無くなりましたが、焼き物の「祥納蘊窯(しょうなんがま)」の名前の由来、

別荘に焼き物の窯元を作ろうと考えた理由。

別荘に勝手口がある理由。

建物が中庭型が多い理由。

初期の別荘の道路が曲がった道が多い理由。

などなど、様々な理由を教えてくれました。

そんな中で今日は「ことぶき」の由来です。

でも、実はこの言葉をつけた理由については、

聞いたことがなかったようです。

そこで、祖父が考えそうな理由を自分なりに考えてみました。

祖父がこの言葉を選んだのは、おそらく実は結構単純で、

「幸せを呼ぶ言葉」だからだと思っています。

この「ことぶき」「寿」という言葉は自分も大変気に入っていて、

とても幸せなイメージがあります。

辞書で調べると、大和言葉の「言祝ぐ(ことほぐ)」から転じた漢字で、

「寿」だそうです。

それを柔らかく表現した「ことぶき」

それをキッチリと会社組織としての名前にするときは漢字で「寿」

そういう事だと理解しています。

寿ぐ=言祝ぐ という通り、言葉でお祝いを表現する事ですが、

転じて、命が長い事、めでたい事柄を表します。

ですから、ことぶき別荘村は、

皆さんに、幸せ、長寿、を表明する別荘村だと考えています。

そして、「寿」を表現することで、

より多くの方々に「寿」を分かち合うような存在になれたら良い。

そう考えています。

これからも、湯布院のことぶき別荘村を

そして寿管理株式会社を、どうぞよろしくお願いいたします。

ゆふいん温泉で別荘の建築・分譲・保守管理致します。あなたのとっておき空間を演出からメンテナンスまで完全サポート致します。
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